有田匡展
Forest in my dreams, Porcelain & Drawing
2017.6.23~25(Fri-Sun)
12:00~19:00(最終日17:00まで)
green&garden
京都市中京区三条猪熊町645-1
企画:有田 匡 / 器制作:しん窯 青花
協力:匠ワークス株式会社、株式会社エフネス
本展はご好評のうちに終了いたしました。
当日の様子はこちら
からご覧ください。
Story
ご挨拶に代えて
ご縁があり日本の伝統工芸品とのコラボレーションとして器の為の原画の製作をいたしました。
この度、その器の完成に合わせ小さな展示会を開催いたします。
制作にあたり、佐賀県有田町に足を運び窯元である しん窯 を訪問しました。
その歴史や作り手の方々の想いに触れ、
伝統工芸士である橋口氏と共に試行錯誤しながら作り上げました。
多くの人の想いが詰まった作品です。
正方形の器に対しての絵、という一つの制約の中でどれくらい表現出来るか。
限られた時間でどこまで心象風景を描けるのか。
自分へのひとつの挑戦でした。
命を削るような作業を少しずつ積み重ねて完成することができました。
完全なものが出来た訳では勿論無いのだが、納得出来る作品になったと思います。
器の現物やその原画、また今までの作品も共に展示いたします。
ぜひ皆さま足をお運び頂けると嬉しいです。
有田 匡




原画制作
有田 匡 / Arita Tadasu
大阪市生まれ 京都市在住
京都教育大学教育学部卒業 同大学教育専攻科修了/ 美術教育修士
テキスタイルコンバータでデザイナーとしての勤務を経てフリーランスの作家活動を始める。熱帯の植物、花、またファッションをモチーフにペーパークラフトによるオブジェ制作等を行い、個人の為の制作の他、デパート・ファッションビル等のウィンドウディスプレイを多数制作。
1993 年より、鉛筆・紙を画材に自然を描くシリーズをスタート。
個展会場では作品に加えポストカードの販売も行っており、その売り上げの一部をUNICEF、WWF 等 の非営利団体へ環境保全活動を支援するため寄付している。
作品は、常に自然・動植物( 人類も含む) をモチーフにし、非常に具体的かつ細密・精緻な表現を第一の特徴とし装飾的とも言える効果をあげている。
またそれに加え、動植物を人間の思うキャラクター設定を極力排した本来の美しさを描くことで、( 逆に) 存在の内在する情感、そこから発展的に人間の社会との繋がりをも内包するのが大きなポイントである。
文様絵付け / 器制作
橋口 博之 / Hashiguchi Hiroyuki
有限会社しん窯 専務取締役
伝統工芸士
1983年にしん窯に入社し、精緻な染付の技術で「青花匠」ブランドを手掛けている。九州山口陶磁展で通産大臣賞受賞、日本伝統工芸展入選2回等、有田の若手を代表する職人の一人。

しん窯について
しん窯は1830年天保年間に、鍋島藩の藩窯として築窯されたのが起源。
「器との語らい、器は人なり」を信条に、温もりある藍と白の染付で表現された魅力ある暮らしの器を製造している。
ワンランク上の「青花匠」、子供用食器、介護用食器も展開。
Profile

Product & Artwork
絵皿 有田焼 “ 夢の中の森”
Decorative plate of Arita porcelain "forest in my dream"

Size : 27cm × 27cm
Price : 60,000円(税・送料別)
* 50枚限定生産
* 2017年7月上旬より順次発送予定
期間中は会場で器のサンプルを直接ご覧いただくことができます。
緻密に施された文様や繊細な鉛筆のタッチなど、ぜひ間近にご覧ください。
また、会場では器の原画を始め、その他の作品も展示いたします。
展示会で注文予約を承ります。
その他、下記フォームからもご注文を承っております。

”消え行く森、夢の中の森 ヒョウ、タイヨウチョウ、ベンガル菩提樹” 750mm×750mm / 紙に鉛筆







